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病院管理栄養士に向いている人の特徴10選と向いていない人の特徴5選

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  • 病院管理栄養士になりたいけど、どんな人が向いているか気になる
  • 病院管理栄養士に向いていない人はどんな人?
  • どんな知識が必要なの?

病院勤務歴8年のみやよしです。

病院の管理栄養士に興味はあるけど、自分に向いているか気になりませんか?

実は、病院の管理栄養士は、向いているか向いていないかは、はっきりしています。

本質的なことを言えば、患者のために働いていける考えがあるか無いかです。

管理栄養士

具体的にはどんな人が向いているの…。

そこで本記事では、これから病院の管理栄養士を目指す人に向けて、病院の管理栄養士に向いている人や向いていない人の特徴を解説していきます。

この記事を読むことであなた自身が、病院の管理栄養士に向いているかどうかわかりますので、安心して病院管理栄養士を目指すことができます。

こんな人が書いてます
みやよし
みやよし
  • 管理栄養士 主任
  • 病院勤務歴 10年
  • 栄養科の責任者 
  • 病院栄養科の採用担当

@kanri_saiyou

目次

病院管理栄養士に向いている人の特徴10選

なるにはOKする人

病院の管理栄養士に向いている人の特徴は「患者の役に立ちたい気持ちが強い人」です。

患者の役に立ちたい気持ちがあれば、考えや行動が患者第一になるので、結果として求められる病院管理栄養士になります。

管理栄養士

具体的な特徴が知りたい

それでは順番に解説していきます。

患者第一の考え方ができる

病院の管理栄養士は、患者第一で考えられない場合、仕事が惰性になってしまい結果が出せなくなってしまいます。

結果が出せなくなると、ノルマや目標が達成できない以上に働いてる意味を見失ってしまいます。

そのため「なぜ病院管理栄養士として働きたいか」という質問に対して「患者の役に立ち、満足度をあげたい」と回答できれば、マインドとして病院の管理栄養士に向いています。

栄養や健康に興味がある

栄養や健康に興味のであれば、勉強が苦にならなくなるはずです。

そのため自分の知識を強みにすることができます。

勉強方法
  • 教科書
  • 各種ガイドライン
  • 厚生労働省が作成している資料
  • メーカーのエビデンスがある情報や臨床試験を行った結果等

病院の管理栄養士は、いろんな病状の患者がいるため、勉強を欠かすことができません。

なぜなら同じ病状でも、抱えている疾患は他にもあることがほとんどだからです。

常に知識をインプットして様々な症状の患者に対して栄養管理を行い、適切な指導を行っていく必要があります。

そのため、栄養や健康に興味があり、勉強し続けていくことが苦でなければ、病院の管理栄養士に向いているでしょう。

献立作成が嫌いではない

献立作りが好きである必要はありませんが、嫌いな場合は病院の管理栄養士は厳しいでしょう。

病院の献立はサイクルメニューがほとんどなので、献立作成をする機会は多くはないです。

しかし、満足度調査で患者のニーズを反映させていくために、微調整は常に行っていくことなので、献立作成が嫌いだと患者満足度を上げることができません。

「委託がやってくれる」「担当者が変更してくれる」環境により自分が出来なくても問題ないこともあります。

しかし、自分の担当患者で食事制限が多い患者の場合、その患者専用に献立作成をして、家族に配布する場合もあります。

そのため、献立作成が苦でないだけでも病院の管理栄養士に向いているといえます。

給食管理システムは触ること自体が少ない、だからこそ貴重。

料理をするのが得意

実践的な料理の知識を患者に提供できるため、料理が得意なことは病院の管理栄養士に向いているといえます。

病院の管理栄養士は、委託給食が入っている場合、調理をしないことも多いため料理ができない人もいます。

家庭の料理を作ることが得意であれば、栄養指導でも実践的な指導ができるので活躍の幅を広げることが可能です。

人に知識を教えるのが好き

患者に食生活や栄養の知識を提供していくことは、管理栄養士の仕事の1つです。

そのため、自分の知識を教えることが好きな人は、管理栄養士にやりがいを感じることができます。

患者だけでなく、看護師やリハビリスタッフにも知識を教えることで、1人の患者に対して多職種でサポートをしていく環境を作ることができます。

体力に自信がある

給食管理を病院直営で行っている場合、早番や遅番の対応や重労働な仕事もあります。

そのため、体力に自信がある人は、ない人に比べて相対的にストレスが少なくなるでしょう。

管理栄養士の退職理由で多いものは、不規則な生活習慣であったり、重労働であったりするので、体力に自信のある人は給食管理が病院直営で行っている施設に向いています。

現場業務がある職場では「体力には自信があります」は印象が良いです。

責任感がある

病院の管理栄養士には責任感が重要です。

専門職である以上、間違ったことを患者に伝えることはできません。

栄養指導各種のガイドライン厚生労働省など正しい情報を基に指導していく必要があります。

テレビやインターネットに載っているから必ず正しいとは言えないため、情報源は見極めが必要です。

責任感がない人の場合、誰かから聞いた間違った情報を間違った情報と認識しないまま、伝えている可能性もあるので、責任感がある人は病院管理栄養士に向いています。

患者の役に立ちたい

管理栄養士は、患者第一の気持ちが重要です。

仕事は妥協しようと思うといくらでも妥協できてしまいます。

しかし、あなたと病院が一緒にに成長することで、結果として患者の役に立ち、地域貢献に繋がっていきます。

あなた自身が成長をし続けることで、健全経営や地域貢献につながるため、患者の役に立ちたいと思う気持ちがあれば、病院の管理栄養士に向いています。

自分が患者のお手本になれる

知識として理論上、改善できることでも実際に食生活を変えていくことは困難な場合も多くあります。

特に、仕事をしている人であれば、朝食や昼食を改善していくとなれば大きな労力がかかります。

そのため、自分が行って効果のあることを実体験として伝えることで、説得力が増すため効果的です。

積極的に患者のお手本となる気持ちがあれば、病院の管理栄養士に向いています。

管理栄養士

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職場の人とコミュニケーションがうまく取れる

病院の管理栄養士は、多職種連携を求められます。

特に、医師、看護師、薬剤師などはNST等のチームで情報交換していくのに欠かせない職種となるため、積極的に交流をしていくと良いでしょう。

そのため、他部署との良好な関係やコミュニケーションをとっていくことが大事です。

病院管理栄養士に向いていない人特徴5選

なるにはバッテン女性

病院管理栄養士に向いていない人の特徴を一言で表現すると、「面倒くさがり」な人です。

リスクの高い患者の場合、多職種連携をして情報共有をしなければなりません。

管理栄養士としても、患者の食事に関するこれからの目標などを各職種に伝えて改善していきます。

それも1人ではありません、タイミングが悪ければ何人もいることもあります。

そのため面倒なことが苦手な人には向かない職業です。

管理栄養士

他にはどんな人が向いていないの?

ここでは、病院管理栄養士に向かない人について紹介していきます。

自分の意見が中心になる

入院患者が管理栄養士に求めている情報は、自分でも改善できる食生活のアドバイスです。

自分の知識を患者に押し付けるような伝え方をしてしまっている人も中にはいますが、あまり信頼される管理栄養士にはなれません。

患者だけではなく、職場の人からも扱いにくい存在になってしまう可能性もあります。

そのため、自分中心の人は病院の管理栄養士は難しいでしょう。

職場の人と協力できない

スタッフは、1人の患者に対して多職種が改善に向け協力し合うことで在宅復帰を目指しています。

もちろん、管理栄養士もその中に含まれています。

自部署だけではなく、他部署とも協力し合い情報交換することで1人の患者の最適解を見つけることができます。

そのため、協力することが苦手な人には、病院の管理栄養士は向いていません。

情報のやり取りが苦手

患者情報を話し合う場として、カンファレンスがあります。

カンファレンスでは、医師を始め様々な職種が自分の領域の話をして患者をこれからどうやって回復させていくか方向性を決めていきます。

管理栄養士は、患者がどのくらい食事を食べていてこれからどうするか、目標を立て話し合いに参加します。

この情報のやり取りは患者を回復させるためには必要なものなので、情報のやり取りが苦手な人には難しいでしょう。

患者と話をしたくない

患者と話をせずに患者ニーズに答えることは不可能です。

特にリスクが高い患者は、常にどんな状況か把握しておく必要があります。

そのため、管理栄養士は患者と話をして必要な情報を手に入れるために努めていかなければならないので、患者と話をしたくない人は難しいです。

コミュニケーションをとるのが苦手

自部署はもちろん、他部署や患者ともコミュニケーションを取り、患者の栄養管理に努めていかなければなりません。

そのため、コミュニケーションに苦手意識があると、仕事にやりづらさを感じるかもしれません。

自部署で、事務作業ばかりやっていると考えている人は注意が必要です。

病院管理栄養士に必要な知識

なるには白衣ポイント

病院勤務の管理栄養士は、栄養学はもちろんのこと患者の状態を見極めて適切な知識を提供していくことが求められます。

ここでは、病院管理栄養士に必要な知識を紹介していきます。

料理の知識

料理の知識は、管理栄養士の知識として必要です。

患者は在宅復帰したあと、自分または家族に料理を作ってもらいます。

その際に、どんな料理を作れば良いか患者はわからないので、管理栄養士が指導します。

ここで、管理栄養士に料理の知識がないとレパートリーが偏ってしまうため、患者の好みや食生活にあてはめることが難しくなります。

そのため、料理が必ずできる必要はありませんが、減塩や低たんぱくなどの料理の知識は必要となります。

食材の栄養素の知識

料理だけではなく食材の栄養素は、管理栄養士に必要な知識です。

料理の知識だけでは、何をどれだけ調理すればよいかわからないので、米や肉、たまご、乳製品などの食品の成分値を把握しておくと色んなシチュエーションで利用することができます。

医師や看護師からも聞かれることがあります。

特にアルコールは身体に影響が大きいので、間違えないようにそれぞれの種類ごとに1日の目安量をメモしておきましょう。

出典:アルコール|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

病態に対する食べ物の知識

患者は一人ひとり病態が異なるため、その人に合った食べ物を提供していきます。

そのため管理栄養士が、しっかりとした根拠をもって提供していく必要があります。

テレビやネット、書籍などに書いてあったからといって、むやみに伝えるのはリスクがありますので知識としては、各種ガイドラインや厚生労働省など、信頼のある情報源から得る必要があります。

患者が食生活改善のために取り組んでもらうための伝え方

管理栄養士は、患者の生活スタイルや嗜好を聞くことで、食生活の改善に繋げます。

しかし、正しい知識を伝えただけでは、患者の行動は変えられません。

そのため、全体像として取り組んでもらうことをピックアップしたあとに優先順位をきめて、取り組めるところから開始していき、徐々に慣れてもらいましょう。

1つ習慣化できたら次のステップに進めるように導くことが、管理栄養士の仕事です。

病院管理栄養士に求められるスキル

なるには職場説明

病院の管理栄養士が他の職種から求められることは「リスクの高い患者さんの今後の食事内容はどうするか」です。

看護師、STなどの職種は何となく食事についても理解はありますが、確証がないため、管理栄養士に求めることが多いです。

そのため、決断力とそれを補う知識は必要なスキルであり管理栄養士としての役割と言えます。

患者に対して求められることは以下の3点です。

  • 栄養指導の提案力
  • 栄養管理によるリスク改善
  • 給食管理による美味しい食事の提供

順番に紹介していきます。

栄養指導の提案力

栄養指導は患者の状態に合わせて、適切な食生活の提案をします。

食生活の知識を提供するだけではなく、その患者の病状に合った食事を伝え、在宅復帰した後も、その食生活を続けていけるように順序だてて説明していく必要があります。

そのため、理想論ではなく実際に患者本人が正しい食生活を続けられる案を提供することが栄養指導の目的です。

栄養の根拠はガイドラインや厚生労働省から学び、話し方などの方法は書籍などで学んでいきましょう。

栄養管理によるリスク改善

患者の病状や検査値、喫食量(食べた量)、ADLを参考にして食事を決定していきます。

リスクの高い患者は、常に情報を得るため多職種連携を行い、情報のやり取りを行います。

医師、看護師、薬剤師、リハビリスタッフの意見を参考に患者の目標を設定し、リスクを改善していくことが求められます。

給食管理による美味しい食事の提供

患者の入院中の楽しみは食事のみです。

そのため、美味しい食事の提供は常に満足度調査で改善していく必要があります。

給食管理とは、献立作成、発注、検品、調理、盛り付け、洗浄、仕込みなど、現場作業を含む給食を提供するために必要な業務のことです。

特に献立作成や調理、発注などは、給食管理のコアになる業務であるため、様々な施設で求められるスキルになります。

給食管理業務は、病院で委託給食会社が入っている職場では、委託側が行っていることが多いです。

病院管理栄養士のよくある質問Q&A

なるには説明する人

ここでは、Q&A方式で管理栄養士によくある質問を紹介していきます。

Q:医療の分野に転職を希望していますが、未経験でもなれますか?

未経験でも転職可能です。正しい方法で取り組むことで可能性は上がります。

こちらに詳しく病院未経験についてまとめた記事があるので是非、参考にしてください。

管理栄養士未経験が病院に転職する方法|採用担当が【例文】を紹介

Q:病院管理栄養士は、人気の職業なので転職できるか不安です。対策を教えてください。

未経験者は、1人で転職活動をすると失敗しやすいので、転職のプロである転職エージェントを利用するとよいでしょう。8年間転職活動している私が厳選した管理栄養士にピッタリのエージェントを紹介していますので、こちらを参考にしてください。

管理栄養士におすすめの転職エージェント9選|転職サイト1選

Q:委託給食会社で病院に配属されるのと病院に直接採用されるのは何が違うの?

委託給食会社の雇用の場合、給食管理が中心になります。そのため、栄養管理や指導をやりたい場合は、病院に直接雇用される必要があります。

管理栄養士のことについてさらに詳しくまとめた記事があるためこちらを参考にしてください。

管理栄養士とは?|面接官が管理栄養士の求められる3つの仕事内容を徹底解説

Q:病院管理栄養士になるには学校に行く必要がありますか?

管理栄養士の資格を取得していなければ、管理栄養士課程のある大学や専門学校に行き卒業後、国家試験に合格する必要があります。病院への就職はそれからです。

Q:一般企業、介護施設、保育園と比べて病院の給与は高い?

介護施設や保育園と比べて高い給与水準になる傾向があります。

給与を含めたランキングをまとめた記事がありますのでぜひ、参考にしてください。

管理栄養士とは?|面接官が管理栄養士の求められる3つの仕事内容を徹底解説

まとめ|病院管理栄養士に向いている人は患者を第一に考えられる人

病院管理栄養士に向いている人を紹介してきました。

病院管理栄養士は、患者を第一に考えられる人に向いています。

そのため、面倒くさがりな人には向いていないといえます。

なぜなら、1人の患者に対して様々な情報のやり取りを多職種と意見交換する必要があるからです。

管理栄養士に求められることとして、栄養管理や栄養指導、給食管理があります。

相手の立場に立ちどのような食生活なら、在宅復帰しても続けられるか計画していく必要があります。

給食管理でも、調理師と連携して美味しい給食の提供を常に目指していくことが必要です。

これらの積み重ねで時間をかけてでもキャリアを積み、患者の病気と向き合うことで魅力的な管理栄養士になることができます。

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