【病院管理栄養士になりたい！】志望動機の書き方と質問の回答例7選

• 志望動機ってどうやって書くの？
• 病院管理栄養士になりたいけど良い志望動機が書けない
• 面接のときにどんな聞かれ方をされるのか不安

面接のたびに応募者の志望動機を見てきているみやよしです。

病院の志望動機で、どんなことを書けば良いか混乱していませんか？

志望動機の作成や面接の質問に対してうまく答えていくためには、軸をつくることが重要です。

なぜなら、軸が無ければどこかで矛盾が生じてしまうためです。

自己分析や自己PRでは働いていくうえでの軸をきめてアピールをしますが、志望動機や面接では「なぜ貴院でなければならないのかという軸」を考えていき、最終的には自己PRから志望動機まで一貫したものを作成していく必要があります。

志望動機があなた自身あいまいなものである場合、必ず面接で矛盾がでてきます。

なので、やりたいことの軸をしっかりと考えておかなければ絶対に採用されません。

私が病院を選んだ理由として「就職するなら病院がいいな！安定してそうだし」という何となくの理由だったので苦労しました。しかし、栄養指導をしたいという気持ちはあったので、そこを軸になぜ指導がしたいのか、なぜ病院なのか、なぜその病院でないといけないのかを書類や面接でアピールすることで内定を貰いました。

とはいえ「実際の管理栄養士の仕事なんてよくわかんないよ」という人もいると思うので、病院栄養科の採用担当として良い志望動機の書き方と質問に対しての意図と回答例を表にまとめました。

この記事を最後まで読むことで志望動機の書き方や、やりたいことの軸を考え、面接官はどんな人材を必要としているのか、採用担当の考え方や意図がわかるようになります。

管理栄養士の業界別の志望動機をそれぞれ解説した記事もありますので、併せて参考にしてください。

【選ばれる例文】管理栄養士の業界別5つの志望動機｜選ばれるポイント3選

病院直営の管理栄養士と委託給食会社の管理栄養士の違い

まず、志望動機を考える前に管理栄養士として働いていくうえで直営と委託どちらの管理栄養士が良いのか考える必要があります。

病院から直接雇用される管理栄養士と委託給食会社に雇用されて病院へ派遣される病院委託管理栄養士２通りありますが、働き方が異なります。

この働き方を知らずに転職してしまうとせっかく転職したのに結局やりたいことができないということになりますので注意が必要です。

病院直営の管理栄養士

委託給食会社を利用しているか、自前で給食を作っているかで異なりますが、基本的に病院直営の管理栄養士は患者様の栄養管理又は栄養指導に従事することが主な仕事となります。

「病院管理栄養士ってこんな感じだよな」と想像できる思います。

その他の内容としては、チーム医療やそれに伴うカンファレンス、医師を含めた多職種との連携をして対象患者に適切な食事内容の決定をするラウンドなどがあります。病院直営の管理栄養士は管理栄養士単体というよりは院内の職員と連携して一人ひとりの患者様を自宅へ返すことを目的としています。

病院で働く管理栄養士の具体的な仕事内容と解説！

委託給食会社の管理栄養士

委託給食会社の管理栄養士は給食管理の仕事を行います。

病院管理栄養士が患者様一人ひとりの適切な食事を調整し、その内容の食事を委託栄養士又は管理栄養士が食材発注、盛り付け作業を行い患者様へ提供します。

同じ管理栄養士でも病院雇用と違い栄養管理や栄養指導をすることは無く、給食管理のスペシャリストとして働いていくことになります。

委託給食会社の志望動機をまとめた記事がありますので、ぜひ参考にしてください。

【12個の例文】委託給食会社を選んだ理由3選｜企業別の受かりやすい志望動機

どんな病院管理栄養士になりたいか【例文】

• 自分と病院の価値観を合わせる
• 企業分析して病院に寄せる
• 価値観が同じアピールをする

あなたの将来のビジョンを志望動機にしたものです。

この志望動機を使うときは、自分と病院側の向いている方向が同じである場合、効果的です。

急性期病院の管理栄養士志望動機【例文】

• 栄養管理より栄養指導がやりたい
• 色々な仕事を学びたい
• 患者のために価値提供したい

急性期病院の特徴は、目まぐるしく入退院することです。

そのため、栄養管理よりも栄養指導を積極的に行いたいことをアピールすると相性が良いです。

新卒の病院管理栄養士志望動機【例文】

• 何がやりたいか
• 志望している機能は合っているか
• どうして病院か

新卒の人はやる気とどんな管理栄養士になりたいのかをアピールするのが良いでしょう。

注意点として、急性期病院を志望しているのに栄養管理を重点的にやりたいとか、慢性期病院で栄養指導を中心に行っていきたいという人もいるので、機能が合わないのに志望していると企業分析が足りないと評価されてしまいます。

病院管理栄養士の志望動機を作るポイントは軸をつくること

病院管理栄養士として軸を考えていくことは重要になります。

なぜなら軸がしっかりしていなければそもそも、なぜ病院の管理栄養士でなければならないかあなた自身が面接官に説明ができなくなるためです。

「軸と言われてもそもそも軸ってなに？」となると思いますので、紹介していきます。

できることの軸を考える

できることの軸を決めるには今あなたが管理栄養士としてどのようなスキルがあるかを洗い出しておく必要があります。

なぜなら、あなたが「やりたいことがあるから貴院で働きたいです」と言われても病院側は「うちがあなたを採用するメリットは何？」となるためです。

あなたが管理栄養士の仕事が未経験である場合は料理が得意、人柄、協調性など相手にメリットになるようなエピソードと熱意を中心としたアピールしましょう。

そのうえでこの病院で働いてどうなりたいかしっかりとしたビジョンがあるれば経験が無くても成長枠としての採用もあります。

やりたいことの軸を考える

やりたいことの軸を決めるには、なぜこの病院なのかを深堀していく必要があります。やりたいことが不明確なままだと先に進んでも土台が出来ていないので、面接で矛盾が出てきてしまいます。

できることとやりたいことを合わせる

このふたつのQを合わせたものがあなたの志望動機です。

未経験の方でも、できることとやりたいことをしっかりエピソードを踏まえることで、面接官を納得させられる志望動機を作成することができます。

「そんなこと言ってもこんな体験自分にはない又は思いつかないよ」という方のために対策を紹介します。

病院管理栄養士の良い志望動機が思いつかない理由2選と対策

あなたは良い志望動機が思いつかないのではなく良い言い回しが出来ないから困っているのではないでしょうか。

志望動機は何らかの形であるはずです。

ただ、それが履歴書や面接で言いずらいことだと認識しているためそれをうまく表現できないだけではないでしょうか。

軸が明確である場合、履歴書で伝わりにくくても面接でうまくニュアンスを伝えることで問題ありません。紙に書いてあることよりも言葉で話した方が伝わることもよくあります。

それでは、うまく志望動機を書くために例をあげて対策を紹介します。

今までやったことのない業種だから

今まで経験したことが無いことでも他の転職者より良い志望動機に仕上げていく必要があります。

あなたの今までやってきたことと、管理栄養士の仕事の共通点を見つけていきましょう。

病院管理栄養士の栄養管理や栄養指導以外の仕事を紹介しますので共通点を探してみましょう。

管理栄養士仕事内容	関連する仕事内容
発注	発注経験があれば在庫管理能力を活かせます。
帳票の記入漏れ確認	監査書類の提出等、書類に記入漏れがないか確認する作業です。
調理	調理経験は栄養指導にも活かせる能力です。家事でもアピールしていきましょう。
患者対応	接客と似ています。コミュニケーション能力があるエピソードがあると良いでしょう。
危機管理能力	仕事で事故が起こらないように常に〇〇のような対策を心掛けている。エピソードがあると良いでしょう。

これらの中から共通点を探し、管理栄養士として将来やってみたいことを繋げていき志望動機をつくっていきます。病院栄養士未経験でも類似の仕事経験はあることをアピールしていく必要です。

何となく病院が良いだろう

病院の管理栄養士は管理栄養士の花形と言われています。なので何となく病院を就職先に選んでいる人も多いはずです。

やりたいことが明確であればしっかりとした志望動機になり、面接官に伝えることで入職した後の仕事へのギャップが少なくなります。

なぜならやりたいことを伝えて採用されたということは、あなたのやりたいこととその職場のやりたいことが一致しているという事だからです。

採用者の視点になってみる

どうしても志望動機が思いつかない場合、一度視点を変えてみるのも手です。採用側がどんな人が欲しいのかをあなたなりに考えてみて洗い出し、紙に書き出してみましょう。

とはいえ、どんな人が欲しいかと言われてもわからないと思いますので、厚生労働省が作っている「転職者採用状況」をあげているので確認してみて下さい。

令和２年転職者実態調査の概況

医療・福祉における厚生労働省が集めたアンケート結果では上記が多くの割合を占めていました。

このことからやはり知識と即戦力になる経験者を採用していることになります。

しかし、あくまで目安として考えていく必要がありますので経験が浅い人でも人柄重視の職場も多いため自己分析に注力しましょう。

病院管理栄養士の志望動機を書く考え方３選

自己PRと志望動機には一貫性を持つことが大切です。

自己PRでは今まで経験してきたこと、あなたの持っているスキルをアピールできるのでそのスキルを活かして貴院に貢献したいと言えれば考えが一貫した志望動機になります。

なので、自己PRと志望動機は一貫したものを考えましょう。

【徹底解説】管理栄養士の自己分析と自己PRの作り方と例文

なぜ病院管理栄養士になりたいと思ったのか素直な気持ちを書き出す

素直な気持ちを書き出すことで採用後のギャップを減らせるため大切なことです。

私が病院管理栄養士になろうと思った理由の１つに病院のイメージが良いというものがありました。

イメージが先行してしまうと なかなか志望動機に繋がりにくい状況に陥ります。

しかし、そのイメージは志望動機に繋がっているはずです。

ストレートに言うと印象は悪いですが、言い回しを少し変えるだけでそのまま使える志望動機にもなります。

そのまま伝えるのはダメですが、安定していそうだから・自宅から近いからでも大丈夫です。

なぜ病院管理栄養士になろうと思ったか。A:本音（安定していそうだから）

病院という女性が多い職場という特徴から将来的に結婚した後も安心して長く働いていける職場だと思っております。また、休みもしっかりとれるため仕事に集中できると感じたため病院管理栄養士になろうと思いました。

なぜこの職場を選んだのですか。A：本音（自宅から近いから）

貴院は特定保健指導や訪問栄養指導など地域貢献していると伺っております。私は今住んでいる地域がとても気に入っておりますのでそういった活動をしている貴院に感銘を受けました。

このように言い回しを変えるだけで面接でも通用する志望動機になります。

この例文に自分の志望動機のやりたいこと、この職場でならそれが可能だということを付け加えるとよりしっかりとした回答になります。

病院管理栄養士の仕事内容から働くイメージをして興味のあることを探す

志望動機を書くときに明確にやりたいことが無い場合は病院管理栄養士の興味があることをイメージしましょう。

代表的な仕事	内容
給食管理	食事摂取基準を参考に院内約束食事箋に沿った献立を作成し、患者様に合った食事の提供を患者管理システムを使用して毎日の食事を管理する。
栄養管理	患者様に合った治療食の提供をし、喫食状況や状態、検査値をみながら必要に応じて食形態の変更や補助食品の提供などの介入を行い、健康状態を改善していく。
栄養指導	糖尿病食、腎臓病食、減塩食など、患者様の食生活を見ながらそれに合った食事方法を提供し治療に専念していただく。
栄養教室	自宅に帰ってからも健康の維持のため、病気の予防になることを管理栄養士が患者様の集団に対し講義をします。「脱水症状予防」「減塩食の作り方」など
NST	医師・看護師・管理栄養士・薬剤師からなる栄養サポートチームで、リスクの高い患者様を対象に食事の介入を積極的に行い栄養の改善を図る。

病院管理栄養士として最低限調べておかなければならないこと

病院の管理栄養士として働こうとしているのであれば最低限調べておかなければならないことがあります。

調べておく理由としては、これから働くのに面接でアラが出てしまう可能性があるからです。

同じ病院でも急性期・回復期・慢性期と機能別で考えたときにそれぞれ力を入れているものが違うことがあります。

このように病院の機能によって得意が違います。

栄養指導件数がなぜ急性期が多くて慢性期が少ないかというと、急性期は入院期間が1週間から２週間であるのに対して慢性期は基本的にずっと入院しているという特性があるからです。また、栄養指導では、1回の入院で患者１人に対して2回までしか保険点数が算定できないため必然的に回転数が早い急性期は栄養指導の件数が多くなり、慢性期は少なくなります。

栄養管理に関して、急性期は入院期間が1週間から2週間なので栄養を管理する時間がないことに対し、慢性期は基本的にずっと入院しているため栄養管理がやりやすい特徴があります。

回復期はちょうどその間で3ヵ月から6ヵ月のためどちらも中間だといえます。

このようにあなたがやりたいことと、その病院の機能が合っているかは事前に調べておかなければいけません。

• 栄養管理がやりたければ慢性期病院か回復期病院を探しましょう。
• 栄養指導をやりたければ急性期病院か回復期病院を探しましょう。
• 調理をやりたい場合、直営の病院を探しましょう。

病院管理栄養士の面接のよくする質問と回答例7選

面接のときによくする質問を７個厳選しました。

質問することには何らかの意図があります。その意図を読み取り回答していきましょう。

設定：現在委託給食会社、2年目管理栄養士、回復期のリハビリテーション病院へ転職

質問と回答例	質問意図と回答ポイント
Q1:なぜ転職しようと思ったか	Q1:今の職場をやめてまでやりたいことは何か
A1：私は1年間委託給食会社で働いております。 現在でも患者様に食事の提供はしていますが、自部署で提供している食事がどのように患者様に影響しているのかは病院栄養士しかわかりません。 そのことから自身で調理も栄養管理もして患者様に貢献していきたいと思うようになり、栄養管理ができる病院栄養士へ転職しようと考えました。	A1:今のままではやりたいことがどうしても出来ないことをアピール
Q2：なぜこの職場を選んだか	Q2:ほんとにあなたのやりたいことがこの職場でできるか確認のため
A2:貴院は栄養管理に力を入れていると伺っております。 そのことから自身が調理をして同時に患者様の栄養管理をするという転職理由と合致しておりました。 また、栄養教室も行っているとのことでしたので管理栄養士としての知識と今まで培ってきた調理技術を活かし、患者様に貢献できると考えております。	A2:病院の栄養科が実際行っている活動を予め調べておく必要あり。
Q3:管理栄養士として何をしたいか	Q3:自部署のやりたいこととあなたのやりたいことが合っているか
A3:調理の出来る管理栄養士として栄養管理や栄養指導を行い患者様に寄り添える仕事をしたいです。 また、特定保健指導も将来的に行うことで地域貢献もしていきたいと考えております。	A3:やりたいことは一貫していうと良いでしょう
Q4：栄養指導経験はあるか	Q4:即戦力になったらうれしい
A4:経験はありませんが栄養の知識は常に勉強していることもあり、スムーズに取り掛かれます。	A4:経験がないことでも前向きに取り掛かれることを伝えましょう
Q5:人と接することは大丈夫か	Q5:自部署と他部署、患者とのやり取りはどうか、苦手なら改善できそうか
A5:人と接することは得意だと自負しております。 患者様と直接接した経験はありませんが、職場では報告、連絡、相談などのコミュニケーションは常に考えながら行動し、対応をしておりました。何か問題が起こっても勝手な行動はせず、上司に速やかに報告し、正しい対応を心掛けています。	A5:得意であれば職場でのエピソードを、苦手であればどう改善していくかを言えると良いでしょう
Q6:調理経験はあるか	Q6:直営病院の場合そちらでの活躍もできるか
A6:1年間調理を行ってまいりました。 学んだ技術と知識を使い、栄養指導など患者様に適切なアドバイスをしていけると考えております。	A6:今できることを新しい職場でもスキルを使えることをアピールしましょう
Q7:最後に質問はありますか	Q7:どのような疑問をもっているか
A7 ・私は栄養管理や栄養指導をやっていきたいと考えていますが、それぞれ毎月何件くらいこなしているでしょうか。 ・管理栄養士もそれぞれ仕事を持っていると思いますえが、病棟担当は週に何時間くらい栄養管理に時間を使えますか。	A7:質問内容によってどのくらい調べたのかがわかります。 HPで調べれば出てくるような質問や質問はないということはないようにしましょう

【採用担当解説】管理栄養士の面接よくある質問回答10選と型を紹介

志望動機や面接でのNGな話題

志望動機や面接では取り上げない方が良いNGな話題がありますのでご紹介します。

福利厚生などの待遇が中心の話題

福利厚生は働いていくうえで気になる部分ですが、採用試験では話題に出しすぎるのはNGです。

なぜなら、福利厚生がよくて志望した場合、将来的にもっと条件の良い職場が見つかった場合そっちに行ってしまうのではないかと考えるためです。

採用試験はあなたのやりたいことと、病院側が求めている人材かどうかをすり合わせる場なので、仕事の話より待遇の話が中心になってしまっては、病院側はしっかりと見定めることができません。

そのため、自己PRから志望動機にかけてあなたのできることとやりたいことを中心に話をしていくことが大切です。

前職の否定的な話題

採用試験ではあなたのスキルを病院に売り込み、病院側が求めている人物像に近ければ近いほど採用の可能性が高いと言えます。

あなたはスキルを売り込まなければならないはずですが、前職の否定的な話題を上げすぎてしまうと本当にアピールしたいことができないうえ、病院側は将来に向けてのビジョンを見据えていますので、過去のことを話し続けられても評価ができません。

否定的な話題は病院側に関しても、不満があるとうちも愚痴を言われかねない、不満だけならよいが面倒ごとになると困るためリスクは取りたくないと思ってしまいます。

採用担当が欲しいと思う人物像

私が面接官をやっていてこの人はうちに欲しいなと思う人物像を書き出しました。

募集にはいくつか理由があります。

それは、新規事業立ち上げや事業拡大そです。それぞれ適したスキルを持っていなければそもそも採用の基準になりませんので、未経験の場合は難しいでしょう。

しかし、欠員の補充であれば、ほしいスキルはあっても将来性を含めて育成すれば長い目で見てプラスになるため、そういった枠での募集であれば未経験者でも採用の可能性は十分にあります。

1. 熱意があり将来のビジョンがある人
2. 前向きで場をまとめられる人

熱意があり将来のビジョンがある人

将来どうなりたいか、そのためにどうしていけばよいのかが明確に言葉にできる人は未経験であっても採用したいと思います。

なぜなら、やりたいことがある人はたくさんいますが、入職してからどうすればそれができるか道筋が立てられている人が少ないためです。

栄養指導で地域貢献したい場合、まずは病院の献立を把握するところから始まります。入院、外来ともに当院の献立を知らずに栄養指導はできないからです。そのため献立、調理方法を学んだあと疾患に対する知識を付けて栄養指導を行います。しかし、これだけでは地域貢献には足りないため、栄養士会や無料のセミナーに参加し、知識をブラッシュアップさせていきながら将来的には区役所や市役所で管理栄養士として講演会に参加し、外部と内部の両方から情報を発信して地域貢献していく。

ここまでを自分の言葉で言える人は少数ですが、このようにやりたいことに対して計画をたてられる人はとても魅力的に感じます。

前向きで嫌なことを表情にださない人

都合が悪かったり答えにくい質問に対しても前向きに一生懸命答えようとする姿勢は魅力的に感じます。

なぜなら、難しい問題に対してでも立ち向かえる根性があると思えるからです。

仕事では嫌なことでもやらなければならないことがしばしばありますが、仕事を振って嫌な感情を出すとその感情は周りに伝染して職場の雰囲気に影響を与えます。

そのため、少し難題と思っても結果やらなければならい事はスキルアップのためと前向きに考えられる人は採用したいと思います。

転職エージェントを利用して効率的に転職活動をしよう

自己分析から面接対策まで一人で行う場合時間をかける必要があります。

なぜなら各病院それぞれ欲しい人物像は異なるので病院に合わせて柔軟に書類を作成していかなければならないためです。

さらに、働きながらだと時間と労力を使うため休みの日も休めない状況になります。

目安として１つの病院を企業分析から対策を行うと５～６時間は使うと覚悟しなければなりません。

そこで、忙しい人ほど転職エージェントをおすすめします。

数回の電話連絡と面談を行うだけで毎回休みの日に５～６時間を自力で行うより１時間の面談であなたに合った企業をすぐに提示してくれて客観的に書類を添削してくれるため採用率も高くなります。

さらに採用後の収入交渉も行ってくれるため使わない手はないと思います。

まずは栄養士専門の転職エージェントに登録して試してみるところから始めてみましょう。

管理栄養士に合った転職エージェントを紹介した記事があるのでぜひ、参考にしてください。

管理栄養士におすすめの転職エージェント9選｜転職サイト1選

まとめ

• 病院管理栄養士の志望動機を作るポイントは軸をつくること
• 病院管理栄養士の良い志望動機が思いつかない理由と対策2選
• 病院管理栄養士の志望動機を書く注意点３選
• 病院管理栄養士のよくする質問と回答７選
• 志望動機や面接でのNGな話題
• 採用担当が欲しいと思う人物像

採用には欠員による補充要員としてと新しいことをやるための人員補充の２種類あります。多くの募集が欠員による募集が多いため、あなたの出来る事とやりたいことが合致した場合に採用されやすいので、今の職場で出来るだけ出来る事を増やせると良いでしょう。